No.29
日本語学校におけるキャリア支援の実態と可能性 −支援経験のある日本語教師の語りの分析− - 塚田麻美(名古屋大学大学院生)

要旨
 本研究の目的は、ある日本語教師のキャリア支援の困難点と可能性を探索的に明らかにすることである。ある日本語教師にインタビューを行い、その語りをカウンセリングの代表的なモデルであるロバート・カーカフのヘルピングを用いて分析した。ヘルピングは、場所や時間によって限定されず、人々の間で相互作用があるときにはいつでも起こるとされ、ヘルピーもヘルパーも人間的な成長を目指すチームのメンバーであるという視点で考えらた。そのため、日本語学校におけるキャリア支援の理想的なモデルの一つと考えられる。分析の結果、ヘルピングの困難点は、「かかわり技法」では教師と学生の関係性や理想的教育観のズレの問題、「応答技法」では言語の問題、「意識化技法」及び「手ほどき技法」では時間制限の問題であると考える。日本語教
師が困難点を意識することにより、日本語学校での新たなキャリア支援の可能性が生まれることが示唆された。

続きはこちら>>
(PDFダウンロード)
PDFアイコン
日本語学校におけるキャリア支援の実態と可能性 −支援経験のある日本語教師の語りの分析− - 塚田麻美(名古屋大学大学院生)
ダウンロード 1200 KB
PDFアイコン
English Summary
Actual Situation and Possibility of Career Support in Japanese Language School: Analysis of Interview Data of Japanese Teacher with Support Experience - TSUKADA, Asami (Graduate School, Nagoya University)
Download 921 KB
検索

年代別に閲覧する
1993 No.01 ・1994 No.02
1995 No.03 ・1995 No.04
1996 No.05 ・1998 No.06
1999 No.07 ・2000 No.08
2001 No.09 ・2002 No.10
2003 No.11 ・2004 No.12
2005 No.13 ・2006 No.14
2007 No.15 ・2008 No.16
2009 No.17 ・2010 No.18
2011 No.19 ・2012 No.20
2013 No.21 ・2014 No.22
2015 No.23 ・2016 No.24
2017 No.25 ・2018 No.26
2019 No.27 ・2020 No.28
2021 No.29
カテゴリ別に閲覧する
講演
論文
実践報告
調査報告
教材紹介
研究ノート