No.29
専門教育への適切な接続を目指した 日本語教育の効果と課題の検証 - 阿久澤弘陽(京都大学)、岡村佳代(聖学院大学)、黒崎佐仁子(聖学院大学)、棚橋明美(ヒューマンアカデミー)

要旨
 本稿では、大学における専門科目への橋渡しとしての日本語教育の効果と課題を検証した。具体的には、中学校社会科教科書の『公民』を教材とした「アカデミックジャパニーズ」の実践内容と方法を紹介し、その効果と課題を学生へのインタビュー調査の分析を通して明らかにした。その結果、「アカデミックジャパニーズ」で得た語彙を中心とした知識が専門科目の理解につながっていることや、橋渡し日本語教育が受講者の学習意欲を高めることなどが分かった。一方、知識の定着や産出能力には直結しないこと、学生の自律性の涵養には難があることも分かった。専門分野ごとに橋渡しの難易度が異なることや、専門科目の授業形態に起因する難しさもあり、橋渡し日本語教育の限界も見えた。そして、橋渡しとしての日本語科目の内容と方法のさらなる改善・充実を図るとともに、授業外での主体的学習を促進するような仕掛けを作る必要があることを論じた。

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専門教育への適切な接続を目指した 日本語教育の効果と課題の検証 - 阿久澤弘陽(京都大学)、岡村佳代(聖学院大学)、黒﨑佐仁子(聖学院大学)、棚橋明美(ヒューマンアカデミー)
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English Summary
Verifying the Effects and Problems of Japanese Language Education as a Bridge to Specialized Courses - AKUZAWA, Koyo (Kyoto University) OKAMURA, Kayo (Seigakuin University) KUROSAKI, Satoko (Seigakuin University) TANAHASHI, Akemi (Human Academy)
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